思いわずらうな！ （マタイによる福音書 6章 25〜34節）
2008年05月25日礼拝にて
『まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば、これらのものは、すべて
添えて与えられるであろう。だから、あすのことを思いわずらうな。あすの
ことは、あす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労は、その日一日だ
けで十分である。』 （マタイによる福音書 6章 33〜34節）
今日は野外礼拝です。イエス・キリストは、身近なものを用いて、真理を人々に
分かりやすく教えられました。わたしたちの生活は、自然界のすべての造られたも
のと密接に関わっており、一つ一つのものを心に留め、小さなものに目を開いてい
くなら、造り主である神の、深い愛と守りを学ぶことができます。さらに、神がどんな
に小さなものでも、責任をもって導いて下さる方であると知ったなら、主がわたした
ちをも放っておかれるはずがないことを信じることが出来るのです。サタンはわたし
たちの心を、神から引き離そうと、ほめたり、おだてたり、ありとあらゆる方法で誘
惑してきます。主がわたしたちに教えようとされたのは、自分の力や、この世の移
り行くものに頼るのではなく、どんな時にも神を信頼し、すべての思いわずらいを主
にゆだねて、平安を得るようになることです。空の鳥や野の花を見るとき、神に愛
され覚えられていることを思い出し、ただ神を心に覚えて信頼し、感謝を持って歩
むものとならせていただきましょう。神はわたしたちの必要を知っていてくださると
同時に、求めるすべてを、添えて与えてくださることのできる方だからです。
