信仰がなくては神によろこばれない （ヘブル人への手紙 11章 1〜3節）
2008年04月13日礼拝にて
『信仰がなくては、神に喜ばれることはできない。なぜなら、神に来る者は、神の
いますことと、ご自身を求める者に報いてくださることとを、
必ず信じるはずだからである。』 （ヘブル人への手紙 11章 6節）
神が求められるのは、わたしたちが神を信じ、神の前に正直になることです。わたし
たちが日常で正直に生きているつもりでも、人と関わっていると、知らず知らずの間に
神を忘れ、この世に流されていってしまいます。ヘブル書の著者は信仰について、「望
んでいる事がらを確信し、まだ見ていない事実を確認することである。」と語りました。
信仰とは神に対する信頼です。つまり、神の約束のゆえに、どんな時にも、それを疑わ
ずに信じ受け入れることができるかが問われているのです。聖書に登場する人々はた
くさんいますが、その中で神が喜ばれたのは信仰を働かせて行動した人々でした。力
や知恵や勇気が問われているのではなく、神を認め、その約束を信じて従う心がある
かどうかが問われているのです。神は今も生きてわたしたちと共に歩んでおられます。
それなのにもしわたしたちが神を無視し、否定して生きていたならばどうでしょう。信仰
がなくては神に喜ばれることはできません。たとい見たことはなくても、神の約束を心
に覚え、確かに働かれる神を体験し、神を認め信じる歩みをしようではありませんか。
