神がつかわされた者を信じなさい （ヨハネによる福音書 6章 22〜29節）
2009年02月01日礼拝にて
『そこで、彼らはイエスに言った、「神のわざを行うために、わたしたちは何をしたらよいで
しょうか」。イエスは彼らに答えて言われた、「神がつかわされた者を信じることが、神の
わざである。」』 （ヨハネによる福音書 6章 28〜29節）
イエス･キリストがパンの奇跡を行った時、人々は、この人こそ世に来るべき預言者と思い、
イエスを王にしようと考えました。しかし主はひとり山に退かれ、湖上の弟子達と合流し、向こ
う岸に渡られたのです。人々もイエスを捜して湖を渡り、主に再会し、神のみ業を行うために
何をなすべきかを尋ねました。イエスは人々がきたのは、食べて満腹したからだとわかって
いました。だからこの世のもののためにではなく、永遠の命のために働くべきことを教えられ
たのです。わたしたちはどうでしょうか。この世の必要、目の前の課題のためにがんじがら
めになってはいないでしょうか。わたしたちはこの世に生かされていますが、やがてこの世
を去り、神の用意して下さっている永遠の国に帰るべき者なのです。主は、わたしたちの良
い行いや、熱心さを求められるのではなく、遣わされたイエス･キリストを信じることを喜んで
くださるのです。わたしたちを愛し、御子イエス･キリストを送ってくださった神を信じましょう。
そしてわたしたちが生きるため、十字架に架かって死んでくださったイエスキリストを信じよ
うではありませんか。
