祈ることを求めよ！（ルカによる福音書 11章 1〜13節）
2007年08月19日礼拝にて
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『このように、あなたがたは悪い者であっても、自分の子供には、よい贈り物を
することを知っているとすれば、天の父はなおさら、求めて来る者に聖霊を
下さらないことがあろうか。』 （ルカによる福音書 11章 13節）
イエス・キリストの生涯は、祈りによる神との交わりの生涯でした。弟
子たちも祈っていたでしょうが、主なるイエス・キリストが神と親しく
交わり祈る姿は、非常に新鮮で、驚きであったことでしょう。ですから
弟子たちがこの祈りの秘訣を知りたいと願ったのは、当然のことでした。
弟子に『祈ることを教えてください』と求められたとき主は、『主の祈
り』を教えられました。さらにたとえを通して「あきらめずに求め続け
るべきこと」を教えられました。わたしたちは強いようで弱く、願って
も与えられなければあきらめ、一度断られれば傷つき、ちょっと失敗す
ればくじけてしまい、神を見上げようともしないで終わってしまうこと
が多いのです。あなたはいつも何を求めているでしょうか。この世の常
識というフィルターを通して神に期待し、神を無力な存在へと引き下げ
てはいないでしょうか。たとい状況は悪く、常識では不可能のように思
えても、神はわたしたちに、『あなたの願いはなんですか?』と尋ね、
『イエス・キリストの名によってなんでも求めなさい。』と愛と忍耐を
持って迫ってくださっているのです。主は天の父が、必要を与えてくだ
さらないはずがないことを教えてくださいました。それによって神が、
わたしたちに聖霊を下さらないはずがないことを知ることができるので
す。わたしたちもまず、主に祈ることを求めてみようではありませんか!
