愛は多くの罪をおおう(ペテロの第一の手紙 4章 7〜14節)
2007年08月05日礼拝にて
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『万物の終わりが近づいている。だから、心を確かにし、身を慎んで、努めて
祈りなさい。何よりもまず、互いの愛を熱く保ちなさい。愛は多くの罪を
おおうものである。』 (ペテロの第一の手紙 4章7〜8節)
イエス・キリストはこの世の歩みにおいて苦しまれた。だからわたしたちも同じ覚悟を
持って心の備えをすべきである。それは肉において苦しむことによって罪から逃れ、
それにより神の御心に従って生きるようになるためである。この世とこの世のものと
は過ぎ去り、わたしたちもやがて神の前に立つときがやってくる。わたしたちは心を
確かにし、もっともっと主の前に祈らなければならない。人々の救いのために、永遠
の命の望みが十字架によって与えられていること、さらに罪を悔い改め神に立ち返
るべきことを伝え、祈らなければならない。ペテロはイエス・キリストの悩みを見てお
り、その重荷の大きさを知っていた。その中で主は弟子たちに、互いに愛し合うこと
を教えられた。「わたしの戒めはこれである。わたしがあなたがたを愛したように、あ
なたがたも互いに愛し合いなさい。」とヨハネは記し、「何よりもまず、互いの愛を熱く
保ちなさい」とペテロは証しした。わたしたちが、神に与えられた恵みを覚え、不平を
言わずに愛を持って仕えあうならば、すべての事において、イエス・キリストによって
神があがめられる。だから私たちに襲いかかってくる、耐えることのできないほどの
火のような試練を、何か思いがけないことが起こったかのように、驚きあやしむこと
なく、むしろ喜ぶべきである。そうすればキリストの栄光の現れるとき、喜びにあふ
れるようになる。