主と共に生きる （ルカによる福音書 24章 1〜12節）
2008年03月23日礼拝にて
『あなた方は、なぜ生きた方を死人の中にたずねているのか。そのかたは、
ここにはおられない。よみがえられたのだ。』
（ルカによる福音書 24章 5〜6節）
十字架に死なれたイエス・キリストの復活を覚え、心から主をほめたたえます。
イエス・キリストはその生涯の中で、病を癒し、罪を赦し、死んだものを生き返ら
せ、悪霊を追い出し、自然を従わせられました。人々はイエスが十字架に死ん
で葬られたとき、それまでに主が行われた事をむなしく感じたでしょう。なぜな
ら、数々の奇跡を行われた主が、のろいの十字架に架かって死なれたからで
す。ところが、絶望していた人々の心に、主はその復活を通して、神の深い愛
と慰めをあらわしてくださいました。週の初めの日の夜明け前に、女たちは、イ
エスの遺体に塗るための香料を携えて墓に行きました。しかしイエスの体は見
当たらず、御使いが現れ、イエスは生きておられることを告げたのです。すぐに
は信じられないニュースでしたが、復活の主と出会った人々を通して喜びが広
がっていきました。もちろんイエス・キリストが十字架に架かって死なれた事実
には変わりがありません。しかし主がよみがえられたことにより、死は神の前
に何の力もないことが明らかになったのです。しかも天に帰られた主は今も生
きておられ、わたしたちをとりなし、恵みを持って導いてくださるのです。
