最高のプレゼント（ヨハネ　第3章　16節）

2003年12月21日礼拝にて

�@神の愛の事実「神は・・・この世を愛して下さった」

聖書は開口一番、「はじめに神は天と地とを創造された」と宣言します（創世記　１･１）。人間が勝手に作った神ではなく、

人間を創造された神は、背く者や愛するに値しない者をも愛さずにはいられないお方です（イザヤ　43・4）。

�A神の愛の程度「そのひとり子を賜わったほどに」

天の栄光を捨てて受肉降誕された御子イエスの最期は、十字架上の死でした。神は御子が地上でどんな目に合うか重々

承知の上で、御子を惜しみなくそっくり与え尽くすほど、私たちを極みまで愛して下さいました。

�B神の愛の目的「御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るため」

「ひとりも滅びないで」とは、裏を返せば、人は皆そのまま滅びるべき存在だということです。人は皆創造主なる神に背を

向け、律法に背いてきた罪人だからです。神は人の罪を看過できない義なるお方であると同時に、それでも愛さずには

いられない愛なるお方です。そこで神は、「御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得る」ようにと、御子に全

人類の罪を背負わせ、十字架上で御子をさばかれました。それゆえ罪を悔い改めて、「御子を信じる者」は、罪の赦しと

永遠の命を得るのです。