年が進んで老いたが（ヨシュア記　第13章　1〜7節）

2003年9月14日礼拝にて

　　�@使命に忠実

これまで戦いの連続で、休む間もなく高齢に達したヨシュアに対して、主は「・・・取るべき地は、なお多く残っている」

と言われました。使命は生きている限り、年齢とともに変化します（占領の戦い→土地の割当て）。与えられた使命を

その都度忠実に果たしていく事が大切です。（ルカ　16・10）。

　　�A無限の恩寵

恩寵の世界は無限で、もうこれで十分ということはありません。福音宣教や、主を深く知り、主に似るという点で、「取る

べき地は、なお多く残ってい」ます。現状で満足せず、「なお深く主を」という渇きをもって、「沖へこぎだし」、「完成を目

ざして進もう」（新聖歌　344番、ルカ　5・4、ヘブル　6・1）。

　　�B有限な生涯

肉体の衰えによって、また再臨によって、「働けなくなる」時が必ずきます（ヨハネ　9・4）。昨晩のパウロは、精一杯使命

を果たした充実感と感謝で一杯でした（�Uテモテ　4・6〜8）。一日一日を御言葉と祈りによって始め、悔いのないように

精一杯生きる、この積み重ねが充実した一生につながっていくのです。「一日の貴い一生である。これを空費してはなら

ない」（内村鑑三）