「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう。」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（マタイの福音書　4章18～25節）


　私たちはイエス様に招かれています。人生を一人で歩む生き方からイエス様とともに歩む生き方へと招いて
くださっています。


１．『招かれる主』
　イエス様が自分の伝道活動を手伝ってくれる弟子たちを呼び集められました。どのような弟子たちを呼び集め
られたのでしょうか。彼らは決して富んでいなく、権力者でもなければ学者でもありませんでした。「彼らは、漁師
であった」とあります。そして「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう。」とありここでは伝道者と
しての献身の呼びかけです。けれども神様は伝道者とは別の献身の働きも招いておられます。神様の交わりを
通してそれぞれの生活に働いて招かれているのです。

２．『イエス様についていく』
　イエス様に従うとはどういうことでしょうか。「従う」の原語は「ついていく」という意味です。イエス様が福音を宣べ
伝え、癒された大勢の群衆がイエス様の後をついていきました。罪の中に歩んでいた生き方から光であるイエス
様の後をついていくよう招かれているのです。キリストを信じる私たちはイエス様の似姿として歩む者であり、イエ
ス様が一緒に歩まれる平安の中にいることができます。また弱さを覚えている人、人生を思い煩っている人などを
イエス様の許に連れて癒されることもイエス様の御心です。日々の生活の中で神様の御声を聞いて祈り従ってい
くことを覚えます。

わたしについて来なさい　（マタイの福音書　4章18～25節）

　2025年10月12日礼拝にて