『主よ、わたしは心をつくしてあなたに感謝し、もろもろの神の前であなたをほめ歌います。
　　・・・・・あなたはわたしが呼ばわった日にわたしに答え、わが魂の力を増し加えられました。
　　主よ、地のすべての王はあなたに感謝するでしょう。彼らはあなたの口のもろもろの言葉を
　　聞いたからです。彼らは主のもろもろの道について歌うでしょう。主の栄光は大きいからです。
　　主は高くいらせられるが低い者をかえりみられる。しかし高ぶる者を遠くから知られる。
　　たといわたしが悩みのなかを歩いても、あなたはわたしを生かし、み手を伸ばしてわが敵の
　　怒りを防ぎ、あなたの右の手は わたしを救われます。・・・・・』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（詩篇　138篇1～8節）


　主の年の、2018年が終わろうとしています。皆さんにとってこの一年はどのような ものだったで
しょう。主はわたしたちと共に働いて、いろいろな恵みを与えてくださっています。今はわからなくて
も、わたしたちが神の前に出て重荷や思い煩いを委ねていく時、確かに平安を与えてくださいます。
わたしたちは聖書を通して、『いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことについて感
謝しなさい。』と教えられていますが、与えられた出来事を受け止め、すべてのうちに神の愛の御
手があることを信じるときにこそ、心から喜ぶことができるのです。なぜならば、神はわたしたちを
おぼえ、たとい悩みの中にあっても、それを恵みに変えてくださることができるからです。この一年
を恵みによって導いてくださった主は、来る年も恵みによって導いてくださることでしょう。世界でも
日本においても課題は尽きることがなく、ともすると不安に押しつぶされそうになりますが、神が共
にいてくださることを信じ、希望の器としていただこうではありませんか。

主への感謝　（詩篇　138篇1～8節）

　2018年12月30日礼拝にて