主にある喜び　（ピリピ人への手紙　4章4〜7節）

　『あなたがたは、主にあっていつも喜びなさい。繰り返して言うが、喜びなさい。あなたがたの
　　寛容を、みんなの人に示しなさい。主は近い。何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、
　　感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい。
　　そうすれば、人知ではとうてい測り知ることのできない神の平安が、あなたがたの心と思いとを、
　　キリスト・イエスにあって守るであろう。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　（ピリピ人への手紙　4章4〜7節）


　わたしたちが神から与えられている特権は「喜び」です。この世の喜びは状況によって変化しますが、主に

よって与えられる喜びは神の平安のうちに賜物です。この恵みは決して失われる事はないといわれますが、

実際はこの世のいろいろな悲しみや重荷によって、見失ってしまう事もよくあります。だからこそ与えられた

平安や喜びによって満足するのではなく、むしろどのような状況にあっても主にあって喜ぶことの出来る信

仰に立ち続けることが大切です。あなたは今、喜びに溢れているでしょうか。もしそうならば感謝です。けれ

ども、悲しみや痛み、重荷に押しつぶされ、心が折れそうになっているなら、そのあなたを愛して下さってい

る主を思い出し、主がすべての罪を赦し、永遠の命の望をすでに与えてくださっている事を思い出そうでは

ありませんか。たといわたしたちが、どんなに弱かったとしても、また失敗だらけであっても、主は、主を信

じより頼むことを一番喜んでくださるのです。

　2014年10月12日礼拝にて