キリストにある幸い　（エペソ人への手紙　1章1〜9節）

『ほむべきかな、わたしたちの主イエス・キリストの父なる神。神はキリストにあって、
　天上で霊のもろもろの祝福をもって、わたしたちを祝福し、みまえにきよく傷のない者
　となるようにと、天地の造られる前からキリストにあってわたしたちを選び、わたしたちに、
　イエス・キリストによって神の子たる身分を授けるようにと、御旨のよしとするところに従い、
　愛のうちにあらかじめ定めて下さったのである。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　（エペソ人への手紙1章1〜9節）


　すべての祝福はイエス・キリストにあって与えられます。「キリストにあって」とはキリストを信じること

です。そして神様からキリストの中に入れられたものと見なされる、という意味です。あなたは、「神様

があなたを愛している」と言われた時に「その通りです」と素直にうなずくことが出来ますか？神様が

あなたを愛し、祝福し、恵んでくださると言われた時に、それを疑うことが出来ませんか？私達人間は、

つい疑ってしまいます。なぜなら、自分の内側の考えや 過去を見ると、とても神様から愛されるとは思

えないようなものがいっぱい入っているからです。だから神様が私達を愛すると言っても疑いが生じる

のです。しかし、神様がイエス・キリストを愛し祝福するということについては、誰も否定することはでき

ません。なぜなら神の子キリストは完璧なお方だからです。「キリストにあって」というのは、私達のすべ

て知った上で「あなたを愛するよ」と私達の身代わりに十字架にかかられた、愛なる・真実なる・完璧な

キリストの中に入れられるという意味です。ですから、イエス・キリストを信じる者はキリストの完璧さの

故に、神様から完全に愛され、受け入れられるのです。自分の力や正しさによって祝福を求めるので

はなく、イエス・キリストに信頼し、すべてをゆだねて、神様の無制限の祝福を受ける人生を共に歩ませ

ていただきましょう。

　2014年9月14日礼拝にて