主の愛にとどまれ　（ヨハネによる福音書　15章1〜11節）

『わたしの愛のうちにいなさい。』
　　　　　　（ヨハネによる福音書15章10節）

『わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。もし人がわたしにつながっており、
　またわたしがその人とつながっておれば、その人は豊かに実を結ぶようになる。
　わたしから離れては、あなたがたは何一つできないからである。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ヨハネによる福音書15章5節）


１．イエスとつながることにより実を結ぶ
　誰もが人生において実を結ぼうと努力しています。そして、何かをどれだけするか？してきたか？に
心をむけています。しかし、イエスは人生において実を結ぶために大切なことは「何かをすること」“doing”
よりも、“being”「どのようなあり方で生きるか」であると語りました。そして、イエスにつながって生きること
こそが、実を結ばせる唯一の道であるとはっきり語ったのです。

２．イエスと私たちをつなぐ十字架
　それでは、何が私達とイエス・キリストをつなぐのでしょうか？それは、イエスの十字架の贖いです。私
たちの正しい行いや努力、人の目から見たら麗しいと思えることによってでは、私たちとイエスをつなげ
ることはできません。十字架は私たちとイエス様を完全に結びつける愛の絆です。(ガラテヤ2章19-21節)

３．イエスの愛にとどまれ
　 何度も「わたしにつながれ」「わたしの愛にとどまれ」と、しつこい程にイエスは招いておられます。それ
は、私たちがイエスにつながりながら生きることを忘れやすい存在であることを知っておられたからでした。
どんなことがあったとしても、イエスの十字架の愛にとどまり続けましょう。そこから、すべてのことをさせて
いきましょう。そうするならば、まことのぶどうの木であるイエスの命が私たちに流れ、豊かに実を結ばせて
くださいます。

　2014年8月17日礼拝にて