聖霊による喜びと一致 (使徒行伝 2章40〜47節)
2013年5月19日礼拝にて
『信者たちはみな一緒にいて、いっさいの物を共有にし、資産や持ち物を売っては、必要に
応じてみんなの者に分け与えた。そして日々心を一つにして、絶えず宮もうでをなし、家で
はパンをさき、よろこびと、まごころとをもって、食事を共にし、神をさんびし、すべての人に
好意を持たれていた。そして主は、救われる者を日々仲間に加えて下さったのである。』
(使徒行伝 2章40〜47節)
祈り求めていた弟子たちの上に聖霊が注がれた時、弟子たちは力を受けて大胆に主イエス・
キリストを証しするようになりました。それは弟子たちの力や熱心さではなく、神から与えられた
喜びと、平安によって与えられた力でした。人々は弟子たちを通して語られる神の言葉に強く心
を刺され、自分の罪と汚れを示されて悔い改めに導かれました。そしてその悔い改めは、知識の
理解から来るものではなく、弟子たちを通して受けた聖霊の迫りによるものでした。わたしたちは、
どんなに信じたいと思っても信じることができない事がありますし、逆に信じることが難しい状況に
あっても、聖霊はその心に確信を与え、信じきることができるようにして下さいます。つまり、わた
したちの信仰は、聖霊の働きによって確信へと導かれ、その確信がわたしたちをどんな時にも失
われる事のない平安へと導いてくれるのです。すなわち、ペンテコステの恵みを経験した人々は、
キリストにある一致と自由を経験しましたが、わたしたちもまた、自分の思いを聖霊なる神ゆだね
そして従うことによって、この恵みを自分のものとさせていただこうではありませんか。