あなたを生かす神の愛　（ヨハネによる福音書　3章　16節）

　2012年3月18日礼拝にて

　『神はそのひとり子を賜ったほどに、この世を愛してくださった。それは御子を信じる者がひとりも
　　滅びないで、永遠の命を得るためである。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ヨハネによる福音書　3章　16節）


もし、「あなたは今何の為に生きてきますか？何をすることが喜びですか？」と尋ねられたら、あなたはどのように
応えますか？この問いかけに応えてくれるものがあります。それは世界のベストセラー『聖書』です。聖書は、
神様のラブレターとも呼ばれています。神様がどれほど私達を愛しておられるかが書かれているからです。

１、「この世」を愛された神様
　「この世」とは、神様に反逆し、神様を無視し、否定する存在です。実は「この世」こそが私達人間です。
しかし、神様はこのような私達を「愛してくださった」というのです。これは本当に驚くべきことです。

２、ひとり子をくださるほどの神の愛
　愛の大きさは、相手にどれほど犠牲を払えるかで分かります。人間が家族や友人を愛する愛は「条件がある
愛(〜だからの愛)」なのに対して、神様の愛は「条件なしの愛（〜だけどの愛）」です。その愛の大きさは、
神様ご自身が最も大切にしているひとり子イエス・キリストを犠牲にする事であらわされました。

３、イエス・キリストがこられた意味
　私たちは罪のため滅びへ向かう命しかもっていません。この滅びるしかない命と、神ひとり子の永遠の命を
交換するためにイエス・キリストはこられました。命と命の交換方法は十字架でした。十字架は、私たちが滅
びないで永遠の命に生きてほしいという神様の愛のしるしです。

神様は永遠の愛で私達を愛しておられます。この神様の愛を受け取り続けたいと思います。