福音にふさわしい生活　（ピリピ人への手紙　1章　27節）

　2012年1月8日礼拝にて

　『ただ、あなたがたはキリストの福音にふさわしく生活しなさい。そして、わたしが行って
　　あなたがたに会うにしても、離れているにしても、あなたがたが一つの霊によって堅く立ち、
　　一つ心になって福音の信仰のために力を合わせて戦い、かつ、何事についても、敵対する
　　者どもにろうばいさせられないでいる様子を、聞かせてほしい。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ピリピ人への手紙　1章　27節）


　新しい年を迎えて、何か決心をされたでしょうか。大きな目標を掲げることも大切ですが、毎日の

生活の中で、当たり前に出来る小さな目標を掲げ、それを毎日こつこつと行うことは充実した日々

を送るためにとても大切なことです。パウロは、あなたがたは福音にふさわしい生活をしなさいと勧

めていますが、皆がひとつにならなければならないといっているわけではなく、一人ひとりがキリス

トにつながり、感謝と喜びを持って生きることにより、キリストにあって一つとされていくことを教え

ています。つまり、調和ではなく土台が大切であり、土台がしっかりしているからこそ調和と一致が

生まれてくるのです。ぶどうの枝が幹につながっていると、時が来ると芽を出し、やがて実を結ぶ

ようになります。同じようにわたしたちも、キリスト・イエスを土台として生きることにより、福音にふ

さわしいものとされていくのです。生きることや、毎日の生活に疲れを感じたとき自分の頑張りで

はなく、毎日の積み重ねによって勝利を得ることが出来れば素晴らしいではありませんか。