魂に安息を与えるキリスト（マタイ　第11章　28〜30節）

2003年5月11日礼拝にて

　�@わたしのもとにきなさい（28節）

イエスの招きに応えた人の人生は変革されました（マタイもその一人、9・9〜13）あらゆる重荷の中でも最大のもの

は罪（＝神に対する不信仰）の重荷であり、魂の安息を奪う根源です。人生の重荷、罪の重荷を負ってぼろぼろに

なっている、そのままの姿でイエスの前に出て行けば良いのです。重荷はもはや負い切れないこと、神の前に裁か

れて当然の罪人であること素直に認めて、イエスの十字架を信じましょう。その時、イエスが罪の重荷を取り除き、

人生の重荷を共に負って下さるので、魂に安息を得ることができます。

　　�Aわたしのくびきを負うて、わたしに学びなさい（29節）

「わたしのくびきを負うて」とは、イエスと歩調を合わせて歩むこと、「わたしに学びなさい」とは、イエスの弟子になる

ことです。すなわち、イエスのもとに行った後、自分勝手に歩むのではなく、イエスの御言葉に従って歩むのです。

イエスは天の栄光を捨てて人となり、あらゆる苦悩をなめ尽くされた、「柔和で心のへりくだった」お方ですから（ヘブル

4・15、新聖歌99番）、私たちに負い切れない重荷を負わせないばかりか、共に苦しみ、共に主にを負い、荷を軽く

して下さいます。イエスとの二人三脚は最上の喜びです。